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認知症と診断されて、まず意識すべきことは「寿命」です。
患者さんの余生をどうやって楽しいものにしようか・・・。」という方向に意識を向けて。辛い現実からは目をそむけたくなりますが、ここに向き合わないと、計画を練るという面でも始まりません。
今回は認知症患者さんの平均寿命について説明し、患者さんに対してどのような事ができるか、説明していきます。

認知症画像

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認知症の平均寿命

認知症の診断を受けた方の平均寿命は6〜7年というデータがあります。
「たった6、7年間しかないのか・・・。」と思われるかもしれません。
確かに大切な家族と暮らす機関としては非常に短く思えすが、実際に介護してみる、介護者の視点で見ると6、7年という期間は非常に長いです。
精神的に滅入ることもあるでしょうし、寿命の迫った患者さんに嫌気がさす事もあるかもしれません。非常に長く、厳しい期間であるとは覚悟しておいてください。

この期間を初期、中期、後期に分けて、それぞれの時期の心構えと患者さんに対してできることを見ていきましょう。

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初期(診断当初〜2年目)

最初は「同じことを繰り返し言うようになる」こと、「物忘れの回数が増えることなどからはじまり、そこから自分の年齢や月日を少しずつ忘れやすくなっていきます。
この時期は患者さん本人が自らの変化を自覚するため、一番つらい時期になります。そのため患者さんの相談に乗って、信頼関係を維持していくことを一番意識する必要があります。

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中期(3年目〜5年目)

この時期から中等度の症状が頻出するようになっていきます。
症状の悪化が見えると、勝手に徘徊を始めること、家の中でも自分がどこにいてるのか把握できなくなることがあります。
常にGPSで位置を把握し、何があっても場所を把握するようにしましょう。

後期(6年目〜)

この時期になると、かなりの言葉が失われ、会話も困難になってきます。歩行能力や食事動作、排泄など基本的な能力も衰えが見えてきます。
しかし、患者さんの思考能力が衰えても喜怒哀楽の感情は失われません。
この時期だからこそ患者さんの「感情」に配慮したサポートは何よりも大事です。

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まとめ

いちばん大事なのは患者さんと過ごす時間を「仕事」として見ず、「大切な家族とのコミュ二ケーション」であるという意識を常に忘れないでいるということです。
「仕事」として見た途端に、患者さんに対するストレスが表面化しますが、家族として接すれば、ストレスを生じることこそあれ、そこに対して心から向かおうというエネルギーが大きなモチベーションとなります。
そしてそこから出る思いやりが患者さんにとっても何よりの助けになるのでです。

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